2024/11 novembre

∬ La storia di Novembre ∬
Ora da Vino
ワインの時間

著作権はdouzoにありますが<購入者の方限定で>お店のスケジュール表などのご利用は喜んで。
更にタグ付けしてくれたら大喜びです。カレンダー以外の目的でこちらの画像を使っての二次制作は固くお断りします。


やっと秋になったかと思えば、こんなに寒かったっけ?な今日この頃。


10月末からは新酒ワイン、Novello(ノヴェッロ)も出始めてこの時期を待ってました!の方もいらっしゃることでしょう。

フィレンツェ在住中、居候先のレティチアの家ではことあるごとにワインボトルが空いてました。
暑い時は白ワインでクラッカーとチーズなどとアペリティーボ(レティチアは水のように飲める白の方が好きだった)、ご馳走の時は近くのVinarioから仕入れた赤ワインをペアリング、皆が集まる時は特別なラベルのワイン…
ワインボトルを囲み同じ時間を過ごす、これがイタリアから学んだ人間味ある豊かな過ごし方の一つ。
帰国してからもその時間の過ごし方が習慣になりました。

私ごとで言うと、10月終わりからはお店もデザイン仕事も繁忙期、締め切りに追われて一杯ゆっくりの時間がなかなか取れませんが、先日は中休みで、同じく忙しく活動するイタリア仲間たちとゆっくり語り合う時間を取れ、気持ちが和らぎエネルギーチャージできました。

Ora da vino!
ご褒美ワインの時間、この一杯のために頑張れる、ありますよね。
(なぜかこの日はワインじゃなかったけど、今度は仲間とワインをゆっくり開けたい!)

写真は、まさにこの時期にフィレンツェでふらっと入ったバールで撮ったもの。
暗めの店内も相まって、より美味しそうなワインボトルたちでした。これに、ハムとチーズをちびちびと、、、なんて至福の時間ですね。

夜深まるこの時期、みなさんは晩酌などされてますか?

写真背景の八角形の工芸品は、ワインボトル用コースターです。フィレンツェの伝統工芸で、1300年代と同じ手法で作られています。
大人気商品、やっと、再入荷しました。

Proverbi di mese/// 今月のことわざ
argomento: Vino ワイン
Dove regna il vino non regna il silenzio.

直訳:ワインが支配する場では、静寂を支配できない。
つまり、ワインを囲むとみな饒舌になりお喋りに花が咲くということ。
まさにそうですね。私に限っての話ではない気がするのですが、他のお酒よりもワインを飲んだ時の方がじっくり話したくなる気がします。みなさんはどうでしょうか?

Bellezza senza bontà è come vino svanito
善意なしの美しさは、色褪せたワインのようだ

ワインが身近なイタリアらしい言い回しだと思ったのがこちら。
いくら外面を美しく取り繕っていても、中身に人間的な善良さがなければ味と香りが落ちたワインのようなもの。転じて、内面的な美しさがあれば、それは表面にもあらわれる、ということ。
美しいものをたくさん生み出し、それが世界を魅了してきたイタリア。
それは外面を取り繕ったハリボテの美しさではなく、人間味を大事にするという、もっとも生き物的に正直な美しさから生み出されたものだからなのではないでしょうか。

裏面は
Cose rimaste da fare… Avanti!! やらなきゃいけないこと…一歩前へ!!

Avantiは「前へ」という意味。列に並んでいて、次の人こちらへどうぞというときに”Avanti”と言われたり、
自分へ喝を入れるときに“Avanti!!”と(実際にor心のなかで)叫んだり、文字通り前向きな言葉です。


11月、当店のやらなきゃいけないことリストはこちら!
1. 2025 年カレンダー           
やっと入稿できました!11月半ばには発売開始です!詳細は後日!
2. 11/23 はdouzo 6周年!!
3.船場博覧会でワークショップ開催します!
6周年と船場博覧会の企画を合わせ、当店でワークショップを行います。イタリア語の新聞でオリジナルしおりをつくります詳細は後日!

などなど
やること色々!あっという間に年末になりそうです〜皆様も色々と慌ただしく過ごしておりますか?共に乗り切りましょう!

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